|
2010年 03月 24日
連休の最終日。 札幌の元・同僚からのメールで、友人の訃報を知りました。 ちょっと落ちている内容なので、いやな方はスルーしてください。 もともと、持病の発作をかかえて働いていたリョウスケでした。 うつ伏せで寝ているときに、夜中に発作がおきて窒息してしまった、、、 との話でした。 信じられない気持ちは、今も続いていて。 友人の死を受け入れるって、どんなことなのかがわかりません。 リョウスケはアイスホッケーとカラオケ、そして飲みに行くのが大好きでした。 最高に歌がうまくて、「目をつぶってきくといいねー、リョウスケはラジオ向きだ~」 なんていってたら、怒りながら笑っていました。 同じチームで営業メンバーとして、1年間一緒に働きました。 その1年は、私が営業職としてデビューした年でした。 年下ですが営業としては先輩だったリョウスケ。 彼の密かな優しさに、本当に救われたものでした。 落ち込んだり、元気がない人をみつけるとリョウスケは 「オレ、今日飲みてぇーーー」 といって、明るい飲み&カラオケをしていました。 1年後、リョウスケは異動となり、後々わたしは転職し上京。 会社も住むと所も離れたのですが、この頃の会社のメンバーと今も 交流が続いています。 東京から帰省したとき、転勤で札幌に戻ったとき、ビアガーデンや忘年会。 そして、私の結婚が決まったとき。 集まるときには、いつも一番最初にお店についていたリョウスケ。 「なまら忙しいのに、来てやったんだぞ!」と、言いながら一番楽しんでいたかな。 リョウスケって、こんなに『純真な人』が、今もいるんだ! と驚くくらい、真っ直ぐな人だった。 真っ直ぐすぎて、凸凹にぶつかったり、落ちたり、よじのぼったり。 一生懸命さが、いつも伝わっていた。 嬉しいときは、子どものようにうれしい顔で眉が八の字に下がって目を 細めて嬉しい顔をしていた。 怒るときは、極悪ムーミンのような表情で。 いじけた時は、ふてくされたタヌキのように。 リョウスケと最後に会ったのは、いつだろう。 結婚して上京してからは、あまり会えなくなって。 結婚するときに、 『絶対、幸せになれよ!!!』 と言ってくれた言葉が、こだましている。 なぜか・・・ 今年に入って、リョウスケはどうしているかな?と、ふっと思うことが何度かあった。 そう思った時に、考えていた。 帰省の予定もなく、特に用事もなく。 でも、元気かなーって思ったときに連絡するって、変かな? 何か用事があったり、会える目途のついたときに連絡したほうがいいのかな? 忙しく働いている人だから、用もなく連絡するのは控えたほうがいいかな? いろんなことがアタマをめぐって、連絡をるすのはやめた。 人の命とは、本当に儚きもの。 『後悔』 という字は、後で悔やむと書く。 会いたい人にあって、連絡したい人には連絡して、行きたいところに行こう。 リョウスケはみんなの心の中に、ずっと生きていてくれるだろう。 ずっと、忘れないよ。 謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。 いつもは夫の帰宅を待っていますが、昨日ばかりは「先に休んでるね、ご飯外で買ってきて食べれる?」とオットにメールしてしまった。 オットの帰宅に気がつかないくらい、深い眠りだった。 朝、起きたら食卓テーブルの上にマックの袋があった。 オットの帰宅する時間は、コンビニかマックくらいしかお店は開いていない。 ささやかに・・・ オットの思いやりが、心を明るくした。
by ineco0831
| 2010-03-24 11:59
| つぶやき
|
ファン申請 |
||